2017年1月15日 (日)

ROADSTER


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ワールドプレミアで全世界一斉にこのクルマが発表されたとき、何かがひっかかった。
小さくなった、軽くなった、カッコよくなった・・・いや、何だかそれだけじゃない。
このクルマの「側面透視図」を見ると、エンジン、トランスミッション、ドライバーの着座位置、ディファレンシャル、すべては運動性能のため「これはここであるべきだ」という位置にピタリと配置されている。
フロントエンジン後輪駆動の軽量級スポーツカーとして、理想的なパッケージング。
他車種とのシャシーやコンポーネントの共用が当たり前のこのクラスのクルマで、こんな非妥協的なパッケージングを実現するのは並大抵のことではなかっただろう。
この理想的なパッケージングでなければそうはなり得ないフォルム、すべてが正しく必然の意味を持っているから、このカタチには何か強い説得力のようなものが宿っていると思う。
ということで、この新しいマツダ・ロードスターを手にいれた。

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2016年9月 7日 (水)

YAMABIKO

YAMABIKO / Nakamura Emi

Hodaka


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Nakamura Emi、というシンガーソングライターを最近知った。

「スケボーマン」という曲をカーラジオで聞いて、即座に圧倒された。

なんだこの本物感?なんか凄いぞこれ。

言葉がダイレクトに突き刺さって来る、ちょっとジャジーなムードの楽曲の中に、鋭利な刃物のような言葉たち。

すべての歌詞、言葉の一つ一つがあまりにリアルで、説得力に満ちていて、真に迫って、胸に直接張り付いてくる。

車を止め、iPhoneを操作してすぐにアルバムをダウンロードした。

それから一週間。

毎日毎日、このアルバムを聴き続けている。

ライブ盤もダウンロードした。

アナログ盤も買った。

まる一週間、彼女の作品以外は聞いていない。

こんな風にどハマりしたのはいつ以来だろう?

もしかしたら何十年ぶりかも。

表題はアルバムオープニングの曲。

ダウンロードして一発目のこれにはのけぞった。

曲、歌詞、ヴォーカル、演奏、アレンジ、サウンド、メチャクチャにカッコイイ。

シンプルな、最低限必要なもの以外は全て削ぎ落としたようなソリッドな演奏はグルーブ感も満点。

特にドラムはドラミングもサウンドも凄い。

隙間の多いアレンジを生かし、ベースと完全一体となった叩きつけるようなバスドラム、ハイキーなスネア、とことんタイトでハードエッジなリズム、凄いドラマーだと思う。

アナログ盤だとこれがまたすごくリアルな音になって、さらにイイ。

写真はどうしてもこの曲について何か書きたかったので、昔の登山写真を無理やり持ってきた。

北穂高岳の頂上付近、カメラは多分キャノンのIXYデジタルだと思う。

8月は28日間働き、残りの3日も休みと言うよりは自宅で仕事、睡眠以外の自分の時間は日々2、3時間しかない。

その時間すらやらなければいけないことで渋滞してるので、写真を撮りに行っているような余裕はない。

忙しすぎて何が何だか、自分が何をやっているんだか、そもそも何がしたかったのかすらもうわからなくなった。

そんな時なので、このアルバムの中の「使命」という曲に少し救われつつ、たぶん何かのためなんだろうから、今は何も考えず懸命に働け、と自分に命じた。


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2016年6月25日 (土)

AFFECTION

Affection / 虚弱。

Affection

いわゆるインストものバンドの彼女ら(残念ながら現在は解散)だが、この曲だけはヴォーカルが入っている。

といってもヴォーカロイド、初音ミク。

コンピュータの歌なんて、と抵抗のある人も多いだろうけど、「初音ミク」という現象は実はとても面白い成り立ちを持つ、自発的でオリジナルな文化現象だったと思う。

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2016年6月 6日 (月)

NOKTON Classic 35mmと40mm、そして2台のGXR


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このところずっと、Wワークでめちゃくちゃに忙しく、写真を撮りに行くどころか生活に必要なことすらまともにできてない状況。

溜まったストレスは買い物で発散!というわけでもないが、しばらく前に予備のGXR用にもEVFを入手、それからノクトン・クラシック40mmf1.4(SC)も買った。


Hikaku


40mmの画角は35mmとたった5mmの差とはいえ感覚は結構違うので面白い。

ちょっと狭い標準画角(GXR+Mount A12はAPS-Cなのでフルサイズ換算60mm)なこの画角は好きだ。

描写的には両者とも解放でやや滲み、絞るとシャープになるとのことだが、滲み具合は35mmの方が大きい。

色乗りもコントラストも35mm版の方が浅い。


Hikaku2

ボケ味は距離や対象によるから何とも言えないけど、よく似ていると思う。

微妙に40mmの方がクセ少ないというか、柔らかいボケかも。

これまで35mm版を使ってきて、背景の具合によっては二線ボケやグルグルボケになったりすることがあった。

それが面白味でもあるのだけれど、40mmはどうだろうか?

ともあれ、総じて35mm版の方がよりクラシックな感じ。

40mm版のオリジナル、球面ズミルクスは解放での盛大なフレアとかハロで暴れ玉と言われるが

現代のノクトンではその辺を抑えめにコントロールしていて

そうなると対称設計の35mm版より非対称設計の40mmの方が収差が抑えられて

比較すればそういう感じになっているのではないだろうか。


Vm3540mm

自分にはやはり35mm版のバランスがぐっとくる。

35mm版にある憂いのようなものは40mm版の方からはさほど感じられない。

もちろん似ているといえば似ているし、この差をどう感じるかは人それぞれだろう。

ということで普段持ち歩くバッグにはライカX1、カメラバッグには結局2台のGXR+Mount A12が戻ることになった。

フジXE-1もEVFは見やすいし、使いにくいってこともないのだけれど、やっぱり自分にはGXR+Mount A12が一番みたいだ。

自動車で言えばたぶん旧MINIのようなもので、現代の車に比べれば不便なことも多いし決して性能も良くはないが、これでなくてはダメなんだ、と思わせるような何かがある。


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2016年4月 9日 (土)


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もちろん毎年桜が咲くと綺麗だなと思っていたし、春が来た、という事実とともに心踊る季節だとも思っていた。

でも今年、その桜の良さが初めて真に迫って心に響いてきたように思えた。

華麗でいながらなんという清楚、そして儚げなその佇まい。

この花がなかったら、春に桜が咲かなかったら、日本は日本だったろうか、などとすら考えてしまった。

桜の花の絶対可憐な美しさはこの国土に暮らす人々の深いところにきっと影響していると思う。

春に桜が咲き、あっという間に散る。

そのわずかな瞬時の輝きを人々はこぞって愛でる。

それはとても尊い事のように思えた。



GXR+Mount A12 with:

Voigtländer NOKTON Classic 40mm F1.4


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2016年2月11日 (木)

SPEAKER


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少し前にスピーカーを2セットとも新調した。
写真手前はメインで使っているJBL。
最近の流行は小さめのウーファーをハイスピードでよく動かして低域の量も確保しつつ、レスポンシブルでタイトな低音を出すような感じだけれど
僕は低音はあまりタイトすぎず鷹揚にドーンと鳴るようなものが好きなので、大きめのウーファーのものを選んだ。
もう1セットは小型で高音域がよく出るものにした。
2セット同時に鳴らすとバランスが良く、量感が増して部屋中に音が回った感じになるのが好きだ。

アナログ盤はプレイヤーからアンプへそのままだけれど、デジタルの方はiMacからデジタル・アナログ・コンバーターを通ってアンプへ繋ぐ。
そのD.A.Cやスピーカーを換えたので、iTunesのイコライザーを調整して、PCに取り込んだデジタル音源の音をアナログ盤の音にある程度まで揃える作業をした。
同じミュージシャンの同じアルバムをレコード・プレイヤーとiMacで同時にかけて、アンプのセレクターを切り替えながら、iTunesのイコライザーを調整する。
まあかなり似ているかな、と思えるところまで調整したところで気づいた。
アナログ盤の方ではスピーカーのウーファーがブルブルと動いているが、デジタルの方では動いていない。
可聴域以外をカットしているデジタルとストレートにすべて出ているアナログの差、ってことだろう。

どちらかと言えば自分はたぶんアナログ人間だけれど、だからといってデジタルを否定する気にはなれない。
アナログの方が良いと思えるモノはまだまだあるが、それはその分野に限ってはまだデジタル技術の使い込み方がアナログに比べて未成熟であるということだけなんじゃないか、とも思ったりする。

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2015年11月 2日 (月)

THORNEYMOOR WOODS

Thorneymoor Woods / Anne Briggs

Anne


季節のせいか、久しぶりにこの人の歌が聴きたくなったのだが、どうやらCDを失くしてしまっていた。
誰かにあげたのか、貸したきりになっているのか・・・
仕方がないからまた買おうと思ってディスク・ユニオンに行くと、何と復刻盤の新品アナログ・レコードがあった。
かつてはレコードはオリジナル盤しかなくて本当に入手困難だったから、飛びつくようにして買った。

アン・ブリッグスまでくるともうフォークシンガーというより英国伝承歌の歌手、と言っても良いかもしれない。
こうした伝承歌の歌詞は物語になっていることが多いが、聞いている分にはなぜか森の中を歩いているような気分になる。

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2015年10月21日 (水)

COINLEACH GHLAS AN FHÓMHAIR

Coinleach Ghlas an Fhómhair / Clannad


Fhmhair

クラナドはアイルランドのバンド。
中心メンバーはブレナン家の兄弟3人で、後の一時期には妹のエンヤも加わった。
モイヤ・ブレナンのゲール語の歌とバックのアコースティックな演奏は、素朴なようでいて繊細で精緻な感じがする。

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2015年10月18日 (日)

AUTUMN LEAVES

Autumn Leaves(take2) / Bill Evans Trio


Autumnleaves


ベーシスト、スコット・ラファロの交通事故死によって、わずか2年の活動期間しかないトリオだけれども
それまでのピアノトリオの概念を打ち破る独創性を持った偉大なトリオだった。
エヴァンスとラファロのインタープレイは、美しい緊張感に満ちていると思う。


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2015年10月15日 (木)

MAGGIE MAY

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高校生の頃、よくこの「マギーメイ」に来ていた。
現在のような「Bar & Grill」ではなく、ロックカフェだった。
頼めばメニューと一緒に手書きのアルバム・リストを持ってきてくれて、その中からリクエストもできた。
美大生だったのだろうか、ウェイトレスさんたちは皆たいてい絵の具で汚れたジーンズを履いていた。
リストの中には聴いてみたいものがたくさんあったし、しかも大きな良い音で聴けるので
当時のバンド仲間と授業をさぼって行ったりもしていた。
ロッド・ステュワート&フェイセスのライブをマギーメイの大きなJBLで聴いて興奮し
そのまま近くにあった輸入盤店へ買いに走ったこともあった。
そんな感じでマギーメイというとロッド・ステュワートの声とJBLのスピーカー、絵の具のついたジーンズを思い出す。

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